中小企業のブランドづくりに関する動画セミナー
この動画は、日本弁理士会関東会 中小企業・ベンチャー支援委員会が中小企業の経営者にブランドづくりと知的財産の重要性について理解を深めてもらうことを目的として企画した動画です。
昨年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延により、全てのビジネスが停滞を余儀なくされました。経営上、大きな打撃を受けた中小企業も多いはずです。
しかし、ピンチはチャンス。
コロナ禍の今だからこそ旧態依然とした事業構造を見直し、
時代に即応した新たな取り組みをしていくチャンスなのです。
コロナ禍により特に大きな変化を求められているのが営業活動です。
従来のように顧客と自由に接触することはできなくなり、対面営業による商品・サービスの販売は極めて難しい状況となりました。
今後の営業活動は対面営業からインターネットを介したリモート営業・ネット販売へとシフトしていきます。
この様な状況の下、重要な施策の一つとなるのが「ブランドづくり」です。
インターネットを介したリモート営業・ネット販売では営業マンが見込客を直接的に説得して商品やサービスを購入してもらうことはできません。
決め手となるのはネット上にある情報です。
そうすると、見込客は、
より信頼の置ける企業の商品へ、
より人気のある商品へ、
より話題となっている商品へ、
と流れていきます。
この信頼・人気・話題性を象徴し、これらを伝達する媒体となるのがブランドなのです。
今回の動画ではブランドづくり、特に中小企業固有の事情を考慮したブランドづくりについてお伝えします。
#動画の構成
*1本目
『中小企業の皆様にもできる!!「ブランド」のつくりかた』
*2本目
『中小企業の皆様もできる!!ブランドを育てる“コツ”』
動画1本目:中小企業の皆様にもできる!!「ブランド」のつくりかた
講師: 荻 弥生 弁理士
中小企業・ベンチャー企業に寄り添うブランドの伝道師。
バックグラウンドは化学系大学院修了の研究者。
子育てと特許事務所の仕事のかたわら難関国家資格の弁理士試験を突破。
国内外での知的財産権取得に関するサポートに加え、理系的思考力と生活者の視点を併せ持つ点を強みに、企業が収益を上げるためのブランドコンサルティングにも注力している。
1本目の動画は、「ブランドのつくりかた」をテーマとしました。
「ブランド」と言うと、大企業・有名企業のものと考えがちです。
しかし、中小企業でもブランドをつくることはできます。
ポイントは、企業全体のブランドを作るのではなく、1つの商品に特化したブランドを作ることです。
この動画では、
● 大企業のブランドと中小企業のブランドの違い
● 中小企業のブランドづくりの成功事例
● 中小企業のブランドづくりの手法とその効果
についてお伝えしています。
では、動画をご覧ください。
動画2本目:中小企業の皆様もできる!!ブランドを育てる“コツ”
講師:奥村 直樹 弁理士・弁護士
法律というジャンルにとらわれず多角的視点からクライアントの成長をサポートする企業参謀。
企業法務に関する豊富な知見を元に、海外展開も視野に入れたブランド保護や他社との交渉のポイントについてのアドバイスに強みを有する。
東京大学法学部卒、米デューク大学ロースクール修了。ニューヨーク州弁護士。
2本目の動画は、「ブランドの育てかた」をテーマとしました。
「ブランド」をつくるだけではその効果を発揮しません。
つくった「ブランド」をしっかり育てることで初めて、ファンやリピーターの獲得、価格競争からの脱却、宣伝広告効果等を得ることができ、ひいては事業収益のUPに繋がるのです。
この動画では、ブランドを育てる2つのコツとして、
● ファンの拡大
● 知的財産権の活用
についてお伝えしています。
では、動画をご覧ください。
まとめ
この2本の動画を通じて、
● 中小企業にもブランドづくりが必要であること
● 中小企業固有の事情を考慮したブランドづくりが可能であること
● ブランドを育てることでファンやリピーターの獲得、価格競争からの脱却、宣伝広告効果等を得られること
● ブランドにより得られた事業場の優位性を知的財産権の活用により維持することができること
● 中小企業のパートナーとして弁理士を有効に活用すべきこと
等を中小企業の経営者にも理解して頂けるものと考えております。
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